泉蔵院開創700年記念 聖天堂・庫裡落慶法要

   2012年4月14日(土)、泉蔵院開創700年を記念し、聖天堂・庫裡落慶法要を厳修致しました。
  本来は昨年5月7日に行う予定でおりましたが、東日本大震災の影響を考慮、延期し、本年規模を縮小しての開催ということになりました。
 当日は雨天の為、清泉会館からのお練り行列は中止となりましたが、予定通り落慶法要を厳修致しました。
 10時30分、当山ご詠歌講のお唱えする同行和讃奉詠の中、会奉行を先頭に職衆8名、導師の順に入堂。法螺貝の音色が堂内一杯に響き渡り、厳かな雰囲気の中、導師である住職が登壇致しました。
 先ず始めに法要開始の言葉が述べられました。 法要の中、導師により落慶慶讃の文が奉読されました。 應長元年(西暦1311年)、宥阿和尚開山以来、今日の落慶に至るまでの経緯をご本尊不動明王にご報告申し上げました。
 法要は堂内に参列されました全ての方の心が一つになるような素晴らしいものでした。
 法要に続き、記念式典に於いて事業経過報告並びに会計報告を行いました。 続いて、聖天堂・庫裡の建設に際し設計を担当されました、無遮 代表 川村典夫様、建設を担当されました、山田建設株式会社 代表取締役 山田清次様に対しまして、住職より感謝状と記念品が授与されました。又、開創700年記念事業の一環として、境内に青銅製燈籠をご奉納頂きました総代、世話人及び有志の方を代表し、総代の飯田弘之様、世話人の岡田善一様に感謝状と記念品を贈呈致しました。
 記念式典が終了し、記念撮影、祝宴と運び、落慶式全てが無事終了致しました。
 寺院祝宴の中締めの際、ご挨拶された僧正様が『今日の雨は我々の心の汚れを洗い流してくれる仏様の慈しみの雨だと思います。』とご挨拶されておりました。
 開創700年事業に際し、聖天堂及び青銅製燈籠建立に御浄財をご奉納賜りました檀信徒の皆様を始め、有志の方々に感謝申し上げますと共に、落慶式にご協力頂きました全ての方に衷心より深く感謝申し上げまして、ご報告とさせて頂きます。
 
 合掌  

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